ところで矯正歯科の認定医をとるのは難しい？
矯正歯科行っている歯科医院のホームページなどに、
矯正歯科の認定医といった表現を時々目にすると思いますが、実際には矯正認定医とはどういったものでしょうか？
矯正認定医とは、矯正歯科医の多くが会員となっている日本矯正歯科学会が、定めた認定資格です。
矯正歯科の認定医制度は、基準が厳しく、高い技術と経験が要求されていることで知られています。
求められることとしては
１：５年以上日本矯正歯科学会の会員であること
２：２年以上大学の矯正歯科で研修医をした後、学会指導医の下でさらに３年以上矯正歯科に専門的に従事すること
３：学会誌にオリジナル論文を発表すること
４：学会の定める試験に合格すること
日本矯正歯科学会認定医となるには必要になります。
以上の点をすべて満たすと、日本矯正歯科学会の認定医として認められ、
公式に矯正歯科の専門医として自分の判断で活動することができるようになるのです。
都内などの大都市ではないと数がいない？
矯正歯科の認定医は、歯科医院のあるところにどこでもいるわけではありません。
大都市などの矯正歯科の医局がある地域には、認定医の資格をもった矯正歯科医が集中していますので、それ以外の地域には少ない傾向があります。
静岡を例としてあげると
認定医として登録されている矯正医は、静岡県４１人（静岡市１０人！）となっております。
歯ならびで迷ったら、矯正歯科の認定医に相談をすすめます
矯正歯科のご相談をされる場合、実際に矯正治療を行う場合は長い期間がかかります。長い期間、矯正治療を任せる上で、わかりやすい説明はもちろん、先生の人柄、治療の技術などは欠かせません。
もちろん矯正歯科の経験が多ければ多いほど、信頼関係が築ける矯正医であるとは限りませんが、良い治療が受けられる可能性は高まるでしょう。
歯ならび・かみ合わせなどのことは専門家である矯正歯科の認定医に相談することを薦めます。
